検査

あたまの健康チェック

最終更新日9月 17, 2020 @ 6:39 PM

 

概要

「あたまの健康チェック」は、10分程度の対話式チェックにより、微細な認知機能の変化を簡易に高い精度で確認することができる認知機能検査です。
 

 

特徴

10分程度の質問により、現在の認知機能の状態を確認する簡易認知機能検査です。

記憶や決断に関わる機能を判定し、軽度認知障害(MCI)*と呼ばれる微細な認知機能の低下を97%という高い精度で判別するものです。

米国では75万件の被検数があり、国際的に実績と評価の高い認知機能確認スケール「MCI-Screen」の日本語版です。

 

MCI(軽度認知障害)

健常者と認知症の中間の段階を指します。

この段階では日常生活に支障はありませんが、そのまま過ごすと約5年でその半数以上が認知症に進行すると言われています。

 

 

評価対象

認知機能

 

 

検査方法

受検前に性別、年齢、学習年数を伝えます。これらの情報は、チェックの際に参考値とされます。

実際のチェックで行う内容は以下のような内容です。

① 10個の単語を一緒に復唱し覚えていき、その後、即座に思い出す作業を3回続けて行います

② 3つの動物の中から、仲間はずれだと思うものを1つ答えます

③ 最初に覚えた10の単語をもう一度思い出す作業を行います

 

受診対象者

30歳から99歳の年齢範囲

ただし、あたまの健康チェックは、機能特性上、以下の方への提供には適しません。

・難聴など音声による対話が困難である方(補聴器等利用で音声対話が可能であれば受検可)

・30歳未満、100歳以上の方

・すでに認知症の方

 

実施施設

あたまの健康チェックを採用している医療機関や団体の情報

 

 

検査カードの購入

あたまの健康チェックカードを購入し、届いたカードの裏面に記載されたフリーダイヤルへ連絡します。

電話で10分程度の認知機能チェックを実施されます。

(あたまの健康チェックカード購入先の紹介)

 

 

価格

3,500円前後

 

 

検査を受ける頻度

糖尿病などの生活習慣病の罹患が増える50歳以上の方には、年に1度の定期的な受検が勧められます。

・ご家族や周囲の方からもの忘れを指摘されたり、主治医から認知機能低下のリスク要因 の管理を進められている方、 ご高齢の方は最大で年4回のより頻回な受検をご検討ください。

 

 

検査結果

 ・報告書 :紙

 ・報告期間:約1週間

 

 

検査結果の内容

検査対象者の認知機能を客観的に表す「MPIスコア」という独自の指数を使用して、0〜100の数値で表記されます。数値によって、以下の3つの判定が行われます。

問題は見つかりません:50.2 <= MPI <= 100
ボーダーライン   :49.8   < MPI <   50.2
・MCIの疑いあり   :0 <= MPI <= 49.8

MPIスコア(Memory Performance Index:認知機能指数)とは、あたまの健康チェックの独自プロトコル、アルゴリズムにより評価、算出される指数です。

検査対象者の回答や回答パターンを、同年齢郡・性別・学習経験年数等に基づいたピアグループ(同年齢グループ)のデータと比較して、客観評価が行われます。


「ボーダーライン」という判定は、この客観評価が正確に行えない約1%のケースにおいて表記されるものです。

 

検査後の対応

ボーダーラインにあるとの評価を受けた場合

『ボーダーラインと判定された際には3か月程度など一定の間隔をあけ、改めてご受検をいただくことをお勧めいたします。

また、認知機能の改善や低下予防策についても事前に情報収集をしておきましょう。

認知機能低下のリスク要因 に該当される場合には、主治医の指導の下、それらを適切に管理することが勧められます。』

MCI・ハイリスク・認知機能が低下傾向にあるとの評価を受けた場合

『WHOや厚生労働省などでは食生活や運動習慣など生活習慣の改善、社会的活動への参加などに認知機能の改善や低下予防の効果も報告されています。

認知機能低下のリスク要因 を把握し、専門医の指導の下、それらを適切に管理することが望ましいとされています。

もの忘れや認知機能の低下が気になる、あるいはご家族や周囲の方から指摘を受けた等、相談が必要な場合には、近隣かかりつけ医や専門医、 自治体の提供する相談窓口などへ迷わず気軽に早期の相談をお勧め致します。』

 

精度・エビデンス

あたまの健康チェックの専門的な情報

 

〈精度に関するデータ〉

 

総合的精密度

感度

特異度

MCI 対 健常

97%

95%

88%

MCI/軽度認知症 対 健常

98%

97%

88%

軽度認知症 対 健常

99%

96%

99%

 

 

会社情報

会社名  :株式会社 ミレニア

所在地  :東京都中央区日本橋箱崎町17-1箱崎リージェントビル3F

電話番号 :03-5695-3028

URL   http://www.millennia-corporation.jp/index.html

設立年月日:平成16416

 

 

その他の検査との違い

ミニメンタルステート検査Mini Mental State Examination

MMSE検査とも呼ばれ、米国のフォルスタイン夫妻が1975年に考案した世界で最も有名な知能検査だと言われています。

認知症の疑いがある被験者に対して行われるMMSEは、主に記憶力、計算力、言語力、見当識(現在の日時や日付、自分がどこにいるかなどを正しく認識しているか)を測定するためのテストです。

30点満点の11の質問からなり、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などを調べます。

21点以下の場合は、認知症などの認知障害がある可能性が高いと判断されます。

・長谷川式簡易知能評価スケール

MMSEと似た検査方法の一つに、日本人が考案した『長谷川式簡易知能評価スケール』という検査があります。

長谷川式と呼ばれる検査は、質問項目がMMSEよりも2問ほど少なく、図形問題などがありません。

30点満点で、主に記憶に関連した9の質問から構成されます。

20点以下の場合は、「認知症疑い」となります。

・時計描画テスト

クロッキーテスト(CDTclock drawing test=時計描画試験)は、文字盤のあるアナログ時計を描いて、認知機能を判断する「認知症テスト」です。

クロッキーテストでは、空間認識力、時計の概念が理解・表現できるかということを見ていきます。

長谷川式認知症スケールやMMSEでは、教育年数により点数が変化する可能性がありますが、クロッキーテストでは、教育年数の影響を受けにくいという特徴があります。

 

※上記内容は、検査販売元、または検査開発元の情報を参考に作成しております。

当サイトの情報は、各検査の精度、有効性等を保証するものではなく、各検査を受けることを推奨しているものでもありません。検査を受けられる方は、当サイトだけでなく、その他の情報も参考にして、検査受診に関する決定をご自身のご判断において行っていただくようお願いいたします。

 

   

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