検査

肥満・遺伝子検査3項目

最終更新日5月 18, 2020 @ 4:36 PM

 

概要

「肥満・遺伝子検査3項目」(プロップジーン)は、口腔内から採取した検体を用い、肥満関連遺伝子を調べて、肥満の体質を評価する郵送検査キットです。

 

 

特徴

「肥満・遺伝子検査3項目」は、60種類程度あると言われている肥満に関与する遺伝子の中でも肥満体質に深く関与している以下の3つの遺伝子を調べています。
 

3項目の遺伝子がそれぞれ、ワイルド型、ヘテロ型、ホモ型のどの型になるかによって、肥満体質を判定しています。

 

両親から受け継いだ2つの遺伝子のうち、両方の遺伝子にも変異(塩基*配列の個人差)がないケースを「ワイルド型」、片方の遺伝子に変異があるケースを「ヘテロ型」、両方の遺伝子に変異があるケースを「ホモ型」と言います。

*塩基:DNAを構成する主要な成分で、アデニン(A)、シトシン(C)、グアニン(G)、チミン(T)4つの種類があります。

 

  • β2AR(β2アドレナリン受容体遺伝子)

脂肪細胞の分解、燃焼に関与しています。

β2AR遺伝子に変異があると、脂肪の分解がされやすく、基礎代謝が通常に比べ300kcal高くなります。しかし、特にタンパク質をエネルギーとして早く消費してしまうため、筋肉がつきにくい傾向にあります。

 

  • β3AR(β3アドレナリン受容体遺伝子)

脂肪組織に存在し、そこに蓄えられている中性脂肪を分解する働きを担っています。

β3AR遺伝子に変異があると、体内に蓄えられた中性脂肪の分解がされにくくなります。また、基礎代謝は通常に比べ200kcal低く、内臓脂肪がつきやすい傾向にあります。

 

  • UCP1(脱共役タンパク1遺伝子)

褐色細胞のミトコンドリアに存在する タンパク質の一種で、脂肪を燃焼させて熱を産生する働きを持っています。

UCP1遺伝子に変異があると、脂質の代謝は低下し、下半身に脂肪を溜め込みやすくなります。また、基礎代謝は通常に比べ100kcal低くくなります。

 

 

 

評価対象

肥満体質

 

 

検査方法

検査キット付属の専用綿棒で、ほほの内側の口腔内粘膜を採取して、郵送

 

 

受診対象者

検査販売元からの公開情報なし

 

 

検査キット購入先

 

 

 

価格

7,510円前後

 

 

検査を受ける頻度

遺伝子を調べるため、基本的に一生に一度の検査で完了します。

 

 

検査結果

 ・報告書 :紙

 ・報告期間:約1週間〜10

 ・内容  :3つの遺伝子の測定結果、遺伝子型から予測される傾向が記載されています。

 

  • β2AR(β2アドレナリン受容体遺伝子)

検査結果がこの遺伝子の多型(ホモ型:GG型)になった方は、筋肉がつきにくく、一度太ると痩せにくいという特徴があります。

 

  • β3AR(β3アドレナリン受容体遺伝子)

検査結果がこの遺伝子の多型(ホモ型:CC型)になった方は、内臓脂肪がつきやすいという特徴があります。

 

  • UCP1(脱共役タンパク1遺伝子)

検査結果がこの遺伝子の多型(ホモ型:GG型)になった方は、下半身に皮下脂肪がつきやすく、冷え性になりやすいという特徴があります。

 

 

検査後の対応

検査結果の他、別紙遺伝子機能の解説が付いています。

 

 

検査情報

検査開発元の検査紹介ページ

 

 

会社情報

会社名 :株式会社プロップジーン

所在地 :東京都杉並区高円寺北2-3-4

電話番号:03-5356-7626

URL  http://www.pgi.jp/index.html

設立  :20041

 

 

肥満リスク検査の比較

肥満に関する遺伝子検査はこの他にも、以下のような検査があります。

それぞれの検査の調べている遺伝子、検査結果報告書、検査方法、価格についてまとめました。

 

〈調べている遺伝子〉

 

β3AR

UCP1

β2AR

FTO遺伝子

(rs9939609

FTO遺伝子

rs1558902

UCP2

MTMR9

LEP

運動&栄養プログラム

 

DNA SLIM ダイエット遺伝子検査キット

     

GeneLife 肥満遺伝子検査キット DIET

         

遺伝子博士ダイエット

         

肥満・体質遺伝子検査3項目

         
 

 

〈検査結果報告書、検査方法、価格〉

 

報告書内容

測定結果の分類

結果確認方法

検査方法

価格

運動&栄養プログラム

遺伝子の測定結果・リスク度・遺伝子の主な動き・日本人保有率、遺伝子からおすすめの生活習慣、保有遺伝子に応じた体質に関するアドバイス、推奨される栄養素、推奨される・注意すべきライフスタイル

分類無し

紙の報告書

唾液・血液/医療機関

35,000円前後

DNA SLIM ダイエット遺伝子検査キット

遺伝子の解説、測定結果、肥満タイプ、脂肪の付きやすい部位、食事と運動のアドバイス、ダイエットプラン、食行動判定結果

243種類の肥満タイプから分類(大きく分けて10種類)

紙の報告書

口腔粘膜/郵送

7,290円 前後

GeneLife 肥満遺伝子検査キット DIET

遺伝子の解説、測定結果、4つの遺伝子型ダイエットタイプ別の特徴、タイプ別の食生活と運動アドバイス、タイプ別おいしく食べてキレイに痩せる5つの法則

遺伝子の測定結果と性別により54パターンの組み合わせがあり、そこから4つの遺伝子型ダイエットタイプに分類

Web、アプリ(3,980円)

Web、アプリ+紙の報告書+レシピブック(5,980円)

口腔粘膜/郵送

3,9805,980円前後

遺伝子博士ダイエット

総合レポート、各リスクの詳細レポート、基礎代謝量、ダイエット方法(食生活、ライフスタイル)のアドバイス

 

遺伝的体質を動物にたとえ、現在のタイプ ×目指すタイプの組み合わせで33パターンに分類

Web、アプリ(5,800円)

・レポートブック(冊子)はオプションで3,000

口腔粘膜/郵送

5,8008,800円前後

肥満・体質遺伝子検査3項目

測定結果、遺伝子型から予測される傾向

分類なし

紙の報告書

口腔粘膜/郵送

7,370円前後

 

肥満(7種類)、体内老化、動脈硬化、コレステロール、高血糖、血栓、アレルギー、歯周病、骨粗鬆症、関節症、近視、喫煙、アルコール体質に関連する約70種類の体質遺伝子を測定して、一人一人の遺伝的体質に応じた生活習慣の改善を提案する遺伝子検査です。

 

他社でも調べている3種類の肥満遺伝子(β3ARUCP1、β2AR)に加えて、食行動調節系遺伝子であるFTO遺伝子を2種類調べています。

 

3種類の肥満遺伝子(β3ARUCP1、β2AR)を調べています。

(ジェネシスヘルスケアは、DHCDr.Ci:Labo、フラコラなどへ同様の肥満遺伝子検査を提供しています。 )

 

3種類の肥満遺伝子(β3ARUCP1、β2AR)を調べています。

 

 

 

※上記内容は、検査販売元、または検査開発元の情報を参考に作成しております。

当サイトの情報は、各検査の精度、有効性等を保証するものではなく、各検査を受けることを推奨しているものでもありません。検査を受けられる方は、当サイトだけでなく、その他の情報も参考にして、検査受診に関する決定をご自身のご判断において行っていただくようお願いいたします。

   

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