病理検査

最終更新日3月 5, 2020 @ 3:36 PM

 

病理検査とは

病理検査とは、人体から採取した病変の組織、細胞からプレパラート(顕微鏡標本)を作り、顕微鏡で観察して、診断する検査です。
病気の確定診断、病期や予後の推定、治療効果の判定を行います。
 
病理検査は、検体の種類・採取方法や目的によって「細胞診検査」と「組織検査」に分けられます。

 

 

主な種類

【細胞診検査】

病気が疑われた部分から採取した細胞を顕微鏡で観察し、異常細胞の有無や、細胞の異型性悪性度を判定する方法です。

治療効果の判定や、経過観察再発の発見、定期健診などの目的にも利用されています。

 

<おもな細胞診検査とその目的>(表引用元:市立福知山市民病院)

細胞診材料

目的

喀痰

肺がん(扁平上皮がん・小細胞がんなど)のスクリーニング

尿

膀胱がん・腎がんなど泌尿器系腫瘍のスクリーニング

婦人科材料

子宮がんのスクリーニング

体腔液

腫瘍細胞の有無の検索

擦過材料

気管支の擦過材料による肺がんの検索

穿刺吸引材料

乳腺・リンパ節・甲状腺などの腫瘍の検索

 

 

【組織検査】

内視鏡や手術により摘出された組織の標本を作製し、顕微鏡で観察して診断する検査です。
検体の種類により、「生検材料」と「手術材料」の検査があります。
 
病気の確定診断の目的で組織検査をするために、病変の一部を採取することを生検(せいけん)と言います。
内視鏡で採取した胃や大腸の一部、外来で取られた皮膚などが「生検材料」です。
 
また、治療の目的で病変部を切除した組織を「手術検体」と言います。
手術検体を見ることにより、腫瘍の大きさ・進行度・リンパ節転移の有無などを調べ、がんが完全に切除されているか、追加手術が必要か、他に広がりはないか等の判断をし、その後の治療に役立てることができます。

 

 

  

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