レントゲン検査

最終更新日2月 26, 2020 @ 3:31 PM

 

レントゲン検査とは

レントゲン検査は、目に見えない体内の状態や臓器の働きを調べる検査です。
X線検査(レントゲン写真・X線写真)と呼ばれることもあります。

 
放射線の一種であるX(エックス)線は、物質を通過しやすい性質がありますが、
X線が体を通過する度合いは、体の器官や組織の比重によって異なります。
 

レントゲン検査は、通過する部位のX線量の違いにより、フィルムの感光度(フィルムが黒くなる度合い)が変わることを利用して、体の内部の構造がレントゲンフィルム上に写し出される仕組みになっています。骨や心臓、病気などは、内臓よりもX線が通りにくい性質があります。
 

そのため、レントゲン写真を撮影すると、骨など比重の大きい部分は白く、肺などの比重の小さい部分は黒く写しだされます。

 



目的と種類

レントゲン検査は、CTMRIなどと比較すると画像の有用性などは決して高くはありませんが、簡便性や経済性から多くの疾患などを検査する目的で一般的なレントゲン検査が行われます。

代表的なレントゲン検査は以下のとおりです。


 

  • 胸部X線検査

胸部全体にX線を照射して平面撮影し、胸部にある臓器(主に肺・心臓・大動脈など)に異常がないかどうかを調べる検査です。

この検査は、目視により異常がありそうな場所を見つけることが目的ですが、病状がかなり進行していないと目視による判断が難しく、肺がんなどを早期に発見する可能性は低いと言われています。
 

また、レントゲン検査の影を見ただけでは、疾患を正確に判断することが出来ないため、疑わしい病気がある場合は、精密検査を行う必要があります。

 


 

  • 胃部X線検査(バリウム検査)

食道、胃、十二指腸の病変を、造影剤(バリウム)を飲んで写し出す方法です。

胃部X線検査には、間接X線検査と直接X線検査の2種類があります。

 

間接X線検査》
短時間で多くの撮影を安価で実施する際に優れているため、胃がん検診など集団健診に用いられます。
小さな胃がんや部位によっては進行性の胃がんも見逃す可能性があります。

 

《直接X線検査》
医師が透視を行いながら撮影を行います。
ほぼ等身大の画像を得ることができ、通常の診療や精密検査に用いられます。

 


 

  • 腹部X線検査

腹部に対してX線を照射して、主に腹部の疾患・病変を発見するために行われます。

腹水、炎症・外傷・腫瘍などによる消化管異常ガスの確認、肝臓・膵臓・腎臓の位置および大きさや形、胆石・尿路結石、腫瘤陰影などがわかります。

 


 

  • 骨折・骨疾患X線検査

骨折や骨疾患に関して、レントゲン検査は最も有用な検査方法のひとつです。

骨折の診断は、症状を確認し、レントゲン撮影を行えば、どのような骨折なのか診断がつきます。

骨折・脱臼などの骨の怪我の他にも、骨変形・骨粗鬆症・骨軟化症・骨腫瘍・椎間板ヘルニア・慢性関節リウマチ・変形性関節疾患・発育状態の観察など、様々な診断に有効な検査です。

 

 

 

  

 

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